2024年大ブレイクした双子レスラー・斉藤ブラザーズ!力士引退→30代でプロレス転身した“諦めない”生き様
■柔道、アメフト、アマレス…多彩なスポーツ経験が今にいきる
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——小さい頃はどんなお子さんだったのでしょう。
ジュン 2人共活発で勉強よりも遊びのほうが好きでしたね。
レイ すごく好奇心旺盛な子どもだったと思います。
ジュン あんまり大きな声では言えないんですけど、2人で近所の家の屋根に上がって怒られたりとかありましたね。思い出すといたずらをよくしていましたね(笑)
——小さい頃から2人で遊んでいた?
レイ そうですね。性格は違うんですけど、色々共通している点があるので自然と一緒にいましたね。友達の家に遊びに行くときも2人で行ってました。
ジュン 後、なんかいつもお腹をすかせてた記憶があります。母が買ってきた食べ物を冷蔵庫に入れておくじゃないですか。それを全部食べちゃってすごく怒られたの覚えてますね(笑)。
レイ そういうことはよくありました(笑)。
ジュン それと小さい頃から2人とも身体は大きかったですね。クラスの中でも頭一つ飛び出るくらいで。
レイ 小学校6年生のときに100kg、身長も170cmくらいありましたね。
ジュン 中学に入って身長が190cmくらいになったんですよ。高校になったら2m超えるかなって思ったんですけど、止まっちゃいましたね。
——中学で190cm超えとは。学生時代は何かスポーツをされていたのでしょうか。
ジュン 中学の時は先輩にスカウトされて柔道部に入りました。あんまり強くなくて結構負けてましたね。
——体格で圧倒できそうなイメージですが。
レイ いやあ(笑)。興味があって始めたわけからじゃないからですかね。でも、今にして思うとやっていて良かったなと思います。
ジュン 高校は父の勧めでアメリカンフットボールをやっていたんです。アメリカの場合、一つのスポーツをずっとやるのではなく、季節ごとに変わるんですね。秋はアメフトをやって、冬場はアマレスをやってました。春になると陸上ですね。自分は走るのが好きだから長距離やって。
レイ 自分は砲丸投げとかやってました。
ジュン 中学のときの柔道やアメフトもそうなんですけど、人から勧められて始めたじゃないですか。色々なスポーツを経験したことで基礎体力がついていったし、スポーツそのものに興味を持てるようになったのは良かったですね。
レイ 学生の時にスポーツをやったことで身体つきも変わっていったし、自分に自信もついてきたんです。それは中学のときに柔道をやっていたおかげでアメリカでも追い込んだ練習ができたと思います。
アメフトとアマレスをしっかりとやっていなかったら相撲部屋に入ろうなんて考えもしませんでしたね。今ここにいるのは柔道をやっていたおかげです。